プードル基本の性格!プードルのサイズによる性格の違いは?

プードルは大きく分けて4つのサイズがあり、どの大きさでも体のバランスが崩れることなく、訓練性能や知性、基本的な性格もそのままにサイズだけが変わるという特徴があります。

そのため、飼い主さんは自分のライフスタイルに合ったサイズを選択することができるのが特徴です。

サイズ体高体重
スタンダード45~60cm15~19kg
ミディアム35~45cm8~15kg
ミニチュア28~35cm5~8kg
トイ26~28cm3kg前後

 

プードルの基本の性格

プードルはどの大きさになっても

「基本的な性格が変わらない」

ところが魅力のひとつでもあります。

 

社交的

プードルは友好的な性格であり、好奇心も旺盛です。
そのため、怖がることなく他の犬にも近づいていけるため、他の犬と仲良くなることが可能です。

また、多頭飼いの際も同居犬と仲良くすることができる柔軟性を持っています。

とてもフレンドリーですが、見知らぬ相手にまで友好的というわけではなく、来客の際には吠えてしまうでしょう。
そのため、早いうちからしつけをすることが大切です。

 

賢い

全犬種の中でも2番目に賢いと言われ、かなり高い知性を持っています。

猟犬だった名残もあり、飼い主さんに忠実で、学習能力の高さからしつけも早く覚え、私たち飼い主の言葉を理解し行動できます。

驚くほど賢いためとても飼いやすい犬種と言えます。

 

しかし、賢さゆえにしつけをしないと気を引くためのイタズラをしたり、甘やかすと飼い主さんとの立ち位置を勘違いして、自分の方が上だと考えるようになります。

そのため、ワガママを通そうとするようになります。

 

明るい性格

とても活発で元気があふれ、陽気な性格です。

飼い主さんに対して従順で、役に立ちたい、飼い主さんを喜ばせたいと思っており、好奇心が旺盛でゲームや遊びなどに積極的です。

頭を使うようなゲームも取り入れてあげましょう。

 

 

大きさと性格

基本的な性格はサイズが変わっても同じですが、少しだけ違うところもあります。

大型犬は穏やかで温厚、小型犬は神経質で甘えん坊な傾向が多少見られます。

 

スタンダード

大型のプードルであるスタンダードプードルは、とても穏やかで落ち着いています。

そのため、子供がいても優しく接することができます。

ただ大人しいということではなく、屋外で一緒に遊ぶときには陽気で楽しそうに遊びます。

 

 

 

ミディアムプードル

ミディアムプードルは、中型犬くらいのサイズになります。

17世紀ごろのフランス上流階級では、愛玩犬としてプードルが人気となり、スタンダードプードルを少し小型化したミディアムプードルが誕生しました。

スタンダードよりも活発ですが、他の小型のプードルと比べると比較的温厚な性格と言えます。

 

 

ミニチュアプードル

当時流行していたサーカスで使いやすいように改良されたサイズと言われています。

大きさは小型犬の部類になり、日本ではほとんど見かけないサイズです。

犬は小型化することで、性格にも変化が現われ神経質な面や甘えん坊になる傾向にあります。

 

ミニチュアプードルも例外ではなく、少し神経質なところや無駄吠えしやすい傾向にあります。

好奇心が強く、遊びが大好きで嬉しいと興奮しやすい面があります。

機敏な動きと持ち合わせた体力、少し大きめの小型犬なため興奮されると少し厄介です。
室内ではモノを壊されないように注意しましょう。

 

 

トイプードル

トイプードルも17世紀のフランス上流階級で、愛玩犬としてプードルが広まったため、さらに抱っこしていられるような小さな犬種が求められました。

そのため、超小型犬サイズのトイプードルが誕生しました。

 

甘えん坊

小型犬としては最も賢く、プードルのサイズの中でも甘えん坊なタイプになります。

そのため、飼い主さんの気を引くために、わざといたずらをしたり、無駄吠えを続けるなど賢さゆえにしつけとは別の問題行動が見られる場合があります。

あまり甘やかすと飼い主に対する依存度が高くなり、寂しいとすぐにほえたり、ずっと後をついて回ったりしてしまいます。

一匹で過ごす時間を作ったりして、ひとりでも大人しく過ごせるように慣れさせておきましょう。
褒めて伸ばすことで、どんどん良い犬になるでしょう。

 

神経質なところがある

飼い主さんに従順であり、とてもフレンドリーですが、誰にでも友好的というわけではありません。

警戒心も持ち合わせているため、物音やチャイムなどのちょっとして音にも反応して吠えてしまいます。

アパートやマンションで飼う場合には、無駄吠えに対するしつけを早いうちからしっかりと行う必要があります。

 

オスとメスの性格的な違い

オスとメスでも気質の違いが存在します。

 

 

オスの性格

オスはメスと比べると好奇心が旺盛で活発、やんちゃな傾向にありますが、感受性が強く飼い主に依存しやすいため甘えることが多いようです。

家族の誰かに依存して不安症になる場合もあります。

 

 

メスの性格

メスはオスよりも成熟が早いため、精神的にも早く大人になるせいか、おだやかで落ち着いた性格になります。

そのため、メスのほうがしつけがしやすい傾向にあります。

メスは自立心が強く、多少頑固な傾向がありますが、家族全員に対して忠実なほうです。

 

まとめ

プードルの基本的な性格は、従順で友好的、そして非常に賢いこと。

小さくなほど甘えん坊気質であり、大きいほど落ち着きと貫禄があります。

しかし、実際には人間と同じようにそれぞれの一匹ずつに個性が存在します。

臆病であったり、気が強かったり、少し変わっていたり。
そのため性格は一概にこの通りとは言えませんが、育った環境で性格は作られると言われています。

愛情を持って接することで、家族を大切に思う愛犬へと育っていきます。
子供のころからしつけと愛情のバランスをきちんと取って、甘やかせすぎないようにしましょう。

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