犬は人間の8倍も歯石になりやすい?犬の歯みがきの始め方【入門編】

犬はもともと獲物をとらえて食べる肉食の動物です。
毛のついたままの皮をかみ切り、肉や骨をしっかりと噛んで食べていました。

そのため、口の中に食べカスがたまりにくく、歯石も自然ととれちゃう生活をしていました。

 

しかし、現代に生きる犬は違います。

ドッグフードや柔らかいおやつなどを食べて暮らしているため、どうしても歯の病気になりやすい生活になってしまいました。

 

歯みがきが必要

唾液には細菌やウイルスの感染を防ぐ免疫物質が含まれています。

唾液には非常に重要な役割があり、体内への感染や口の粘膜への感染をある程度防いでいます。

 

実は犬の唾液は、人間と成分が異なっていてアルカリ性です。

この性質により、現代に生きる犬は歯みがきが必要な動物になってしまいました。

 

たった3日で歯石になる?

人間が約25日で歯垢が歯石になるのに対して、犬の場合約8倍の速度で歯石になってしまします。

日数でいうと犬の場合はたった3日で歯石になる!と言われています。

 

歯垢が石灰化して歯石に変化するのは、口腔内がアルカリ性の方が早いことが分かっています。

犬の口の中はアルカリ性であることが原因のようです。

 

歯垢は指などでこすれば簡単に取れますが、放置すると歯石に変化します。

犬も人間と同じように、歯に歯垢や歯石がたまると歯周病の原因となります。

 

歯石を取るには・・・

歯石は固いため歯科用の道具で除去する必要がありますが、犬の場合には麻酔をかけて眠らせて行わなければなりません。

手間や費用、麻酔に対するリスクも考えなければいけません。

 

 

歯垢のうちに歯磨きを

新鮮な食べ物やおもちゃなどを噛むことで、歯をキレイにすることができます。

布製のおもちゃなどを噛むことで、自然に歯が綺麗にできる方法です。

 

しかし、食事のたびにおもちゃで遊んでくれるわけではありません。

やはり人間と同じように、定期的な歯磨きがおすすめです。

 

ですが、歯磨きをいきなりしようと思っても、嫌がって歯ブラシを使うことなんてできません。

少しづつ段階を踏んでステップアップしましょう!

 

口元に触れることに慣れさせよう

犬は口をあけられたり、歯に触れられるという行動を嫌います。

でも、歯を磨くためにはどうしても口まわりに触れないと歯みがきができません。

そのため、まずは愛犬の口まわりに触れられるように練習しましょう。

 

step
1
おやつを用意します

おやつを見せながら注意をひきつけましょう。

そのあいだに、指で口まわりや口元をなでてあげましょう。

おとなしくなでさせてくれたら、おやつを与えて褒めてあげましょう。
これを繰り返して、口元を触っても平気になったら次のステップに進めます。

 

step
2
歯に触れるようにしよう

口まわりを触れるようになったら、その延長で犬歯や横の歯に触る練習をしましょう。

このとき時間は短く、1,2秒程度でやめて嫌がらずに触らせてくれたら、おやつを与えて褒めてあげましょう。

これを繰り返して慣れさせていきます。

 

ポイント

リラックスして
気合を入れて歯磨きに向かおうとすると、犬はいつもと違う雰囲気を読み取ってしまいます。

そのため、緊張したりそわそわして落ち着かなくなってしまいます。

音楽を聴きながらやテレビを見ながらなど、愛犬も飼い主もリラックスした状態で行いましょう。

 

布やシートで歯磨きできるようにしよう

口や歯に触れるようになったら次の段階です。

  • 布歯ブラシ
  • 歯磨きシート

などをを使って歯磨きしよう。

布歯ブラシとは指にはめて歯磨きできるものです。

歯ブラシへと進むための一歩にちょうど良いです。

 

step
1
布やシートに慣れさせる。

いきなり口の中に異物を突っ込まれたら人間でも拒否してしまいます。

まずは、慣れさせることが大切です。

 

布歯ブラシの場合には、歯磨きジェルを用意しましょう。

歯みがき粉が便利

最近の歯磨き用のジェルなどはさまざまな香りが用意されています。

例えばチキン風味です。

犬の場合舐めたくなる香りです。

まずは、布歯ブラシにつけて舐めさせるところから始めましょう。

舐めないときには犬用ミルクなどをつけてもいいかもしれません。

 

嫌がらずに舐めるようになったら次のステップへ!

 

step
2
犬歯に布歯ブラシでタッチしよう

布歯ブラシにジェルをつけて舐めるようになったら、そのまま犬歯に触れる練習をしましょう。

嫌がらずに落ち着いていたら、褒めてあげましょう。

うまくいったら次のステップです。

 

step
3
歯を磨いてみよう

布歯ブラシで上の歯の表面をやさしくなぞるように磨きましょう。
まずは、奥歯の方に向かって行います。

上の歯を左右の動きから慣れさせて、下の歯も磨きましょう。
口の中までおこなわず、口を閉じたまま表面を磨いてあげましょう。

奥歯の方向に優しくなぞるように磨きましょう。

 

ポイント

しっかりと体を固定して
歯磨きをするときびっくりしたり、怖がったりして動いてしまわないように体を固定する必要があります。

嫌がると後ろに下がろうとするので、愛犬の後ろから首に手を回すように体を抱えて、口を持ちましょう。

反対の手で歯磨きをしましょう。

犬が嫌がる場合には継続しないでやめるようにしましょう。

 

 

まとめ

犬はむし歯にはなりにくいものの、歯石がすごい速さでできてしまいます。
歯石は歯周病の原因となるため、歯石になる前の段階で落としておきたいところです。

年齢を重ねていくにつれ、歯石はたまっていきます。
老犬になってくると唾液の分泌も減るため、かなり強い口臭がするようになります。

ニオイの強さは菌がそれだけ活発であることで、身体への悪影響も深刻です。
歯が抜け落ち、発生する毒素が体内へと流出し全身の病気と密接な関係があります。

 

犬の歯磨きは成犬になってからだと難しくなるため、子犬のうちから慣らしておいた方が圧倒的に楽です。

成犬の場合には、段階を踏んで少しづつ口に触れても平気になるように慣らしていき、歯みがきに繋げていきましょう。

 

おすすめ歯みがき粉

歯みがき自体が大好きな犬は滅多にいないと言えるでしょう。

しかし、歯磨きは非常に大切なケアのひとつです。

美味しい香りのする歯みがき粉を使うことでその状況も激変します。

 

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