犬は大昔から人間と一緒に生活をしてきました。
一緒にいるだけでたくさんのいいことがあるからです。
人間と犬はとても相性がいいようです。
暮らしの変化が訪れる
犬を飼い始めると少しずつ様々なことに変化が訪れます。
たった1匹の犬で、大きく変化していったことにのちのち驚く日が訪れます。
その変化はいずれも良い方向へ向かっていきます。
家族とのつながりが良好になる
犬を飼っているということは、自然と家族や友人との会話にも度々登場します。
犬という共通の話題で共感でき、日々の生活が楽しく感じれらます。
また、犬も私たちを家族として、信頼して接してくれるでしょう。
時には家族を困らせることもあるけれど、それがまた家族の仲をさらに良くしてくれます。
犬を飼うというのは、家族が増えることでもあります。
人とのつながりが増える
犬を飼っていると知らない人と話をするきっかけにもなります。
他の人は犬を見ると触りたくなりますし、近くで見たくなります。
犬同士も興味を持って距離を縮めようとするでしょう。
犬のような動物がいると人は警戒心が和らぐため、犬の飼い主は散歩などで出会うさまざまな人と自然と会話が生まれるようになります。
行動範囲が広がる
犬を飼っていれば、それまではいかなかったところにも行くようになるかもしれません。
愛犬のために自然の豊かな場所に行きたくなったり、一緒に行動できるところを探したりするようになります。
また、出かけたときの愛犬の嬉しそうな仕草を見れば、やはり連れてきて良かったと実感します。
いっしょに充実した時間を過ごせば、お互いさらに好きになります。
規則正しい生活に変わる
犬を飼うということは、ごはんの時間や散歩の時間、ある程度の規則的な生活が待っています。
そのため、飼い主は規則正しい生活へと変化していきます。
規則正しい生活は、心身ともに安定し負担が少なくなります。
そのため生活習慣病の予防にもなると考えられます。
新たな知識を得ることになる
犬はいつも元気で丈夫そうだが、犬を飼うことでわかることのひとつとして、意外と病気になりやすいこと。
また、本能から痛みを我慢する傾向があるため、ひどくなってから病気やケガに気が付くことが多いのです。
犬を飼うことで、病気やケガのお世話をする可能性は高くなります。
しかし、あなたは大切な家族となった愛犬のために、さまざまな知識を自ら調べたり、エサを工夫したり、さまざまな予防策を勉強するでしょう。
一緒に暮らすための知識を身につけたり、今までに興味がなかった情報にも触れるようになるでしょう。
心への影響
愛犬は彼らはどんなときも私たちに真っすぐで、ウソをつきません。
また、あなただけが頼りであり、信頼してくれます。
やわらかな手触りや温かさ、まっすぐな瞳など癒しの要素がたくさんあります。
また、お互いに言葉で意思を伝えることはできません。
何を伝えたいのか、どお感じるか相手の気持ちを考える必要があります。
ワンコとの生活は私たちの心への良い影響は計り知れません。
癒される
人と犬は見つめ会うとオキシトシンというホルモンが分泌されることが分かっています。
このホルモンは安らぎや幸福感を高める効果があり、愛情ホルモンなどと呼ばれています。
愛犬を見ているだけで心がおだやかになり、そばにいるだけで安らぎを感じます。
ホルモンのおかげで私たち人間と犬は一緒の時間をすごすほど、愛情や絆が強まると言われています。
また、落ち込んだ気分のときも、帰宅すれば嬉しそうに迎えてくれ、飼い主と楽しそうに散歩する愛犬と一緒にいれば気分転換になり、一緒に日差しを浴びればポジティブな気分になれます。
命の尊さを理解できる
愛らしい子犬のころ、活発でやんちゃなころ、次第に老化が見えてきたり、病気やケガをすることもあるでしょう。
犬と一緒に暮らすときすでに決まっていること。
それはほとんどの場合、彼らの寿命は私たちよりもずっと短いことです。
別れはとても悲しいことですが、死を知ることから命の大切さを知ることができます。
生きていることの尊さを・・・
優しさを手にすることができる
犬と一緒に暮らすことは、小さない命との触れ合いです。
犬は人間の言葉を話すことはできません。
彼らは必死にさまざなことを行動で伝えてくるでしょう。
それらを理解するためには、相手の気持ちになって考えなければいけません。
犬を飼うことで思いやる優しさを手にすることができるでしょう。
また、自分よりも弱い生き物を世話することは、責任感を教えてくれます。
ストレスが軽減される
犬と触れ合うことはモフモフした手触りだったり、ツルツルだったり、そして温かさを感じ、彼らの鼓動を感じることで私たちはリラックスし、ストレスが和らぐ効果があります。
アメリカの大学の研究結果では、
犬とのふれあいによってストレスが60%も減少する効果
がわかったそうです。
可愛いだけではないんですね。
また、犬との触れ合いは自律神経のひとつである副交感神経が活性化して、血圧や心拍数が下がると言われています。
ワンコは癒し効果たっぷりです。
生きがいになる
犬と一緒に暮らすことで孤独感やさみしさはなくなり、日々の生活に喜びを与えてくれます。
彼らは愛情を注げばそれに応え、喜びを全身で表現してくれるでしょう。
また、時にはびっくりしたり、怖がったりしてあなたを頼ってくれる存在となり、ときにはあなたを全力で守ろうとしてくれるでしょう。
愛犬はあなたと一緒に生きる家族の一員になります。
心の余裕を生み出す
犬との暮らしは排泄物のお世話や予期せぬトラブルなど、解決しなければいけないこともたくさん出るでしょう。
そのうち、多少のことでは動じない、細かいことも受け流せる飼い主になっていきます。
体への影響
犬を飼うことは私たち飼い主の肉体にも良いことがたくさんあります。
それは、思っていたよりも様々な効果が期待できます。
運動不足が解消できる
犬との散歩を一時間行うとバレーボール1時間程度に相当するそうです。
かなりの運動効果です。
犬との生活は、運動させたり、一緒に遊んだり、散歩に行ったりとあなたを怠けさせることはありません。
楽しく積極的に運動を続けることができます。
子供の成長にとても良い
現代の子供たちは運動をするきっかけを失っています。
ゲームばかりする子供では、大きく健康になるはずがありません。
一緒に散歩する機会が増えれば、それだけ運動量も増えて子供の体の成長にも貢献します。
健康な体には、健全な精神が宿るというものです。
また、犬を飼っている家庭の子供は免疫力が高まりやすい傾向にあり、アレルギーやぜんそくにかかりにくいという研究結果もあります。
ただし、体質には個人差があるので、逆に犬にアレルギーがないか調べておいても良いでしょう。
若返り効果?
犬を飼うたくさんのメリットを紹介しましたが、それらから得られる
- 運動不足の解消
- ストレスの軽減
- リラックス効果
- 人間関係がスムースになる
これら良い効果から、犬を飼うと寿命が延びる可能性が秘められています。
スコットランドの研究機関では、犬を飼っている人の身体能力は、飼っていない人よりも10歳ほど若く、心身ともに健康であることが分かりました。
認知症にも良い?
散歩に行ったり、フンの始末をしたり、犬は猫よりも手間がかかります。
しかし、そこが認知症に良いそうです。
なでたり話しかけたりすることで、幸福感を感じたり、脳への刺激が増えます。
必ず散歩に行かなければいけませんし、ごはんも用意してあげなければいけません。
自然と運動量は増えて、血流は良くなります。
また、犬は飼い主だけが頼りなので、誰かの役に立っていると思う気持ちが生まれます。
これは生きがいや向上心、積極性につながります。
犬と過ごすことで心身ともに良い影響を受けるため、認知症の予防、改善にも効果的と言われています。
まとめ
犬と暮らすということは散歩をしたり、食事を用意したり、しつけをしたりと大変なこともたくさんありますが、家族が一匹増えるだけで暮らしには変化が訪れ、私たちの心や体には良い影響があります。
会話や人とのつながりが増え、行動も活動的になります。
散歩に行ったり、一緒に遊んだりすれば、現代病であるスマホをいじる時間は減り、体力は増えるでしょう。
精神面にも良い影響があるので、ストレスが減り、ともに楽しい気分を共有することで免疫力まで上がってしまいます。
犬と暮らす魅力は、実はもっともっと見つかるはずです。