わんことのお散歩の際にはウンチしちゃうのは当然ついてくる出来事です。
そしてその際には飼い主さんが持って帰るというのが当たり前のマナーです。
キレイに拾えているかな?
うんち拾いの極意教えます。
うんちを上手に拾おう
ワンコがうんちをしたら拾わなければいけませんが、拾う時にもいくつかポイントがあります。
愛犬も飼い主もうんちを踏まないように気をつける必要があります。
うんちをしたときには、まず愛犬をうんちから少し離します。
そして、自分と愛犬の目の前にうんちが来るように調整しましょう。
おすわりで待機させましょう。
こうすることでうんちの位置が見えるので、人も犬も踏まないように気をつけることができます。
リードを抑えしゃがむ
犬が急に動いてしまっても対応できるように、安定した姿勢を取りましょう。
片膝を立ててリードを踏んでおくと、体重も乗るのでしっかり固定できて姿勢も安定します。
短めにリードを踏んで動きを制限することで、リードにウンチがついたり転がしてしまうことも防げます。
大型犬は注意だ
大型犬の場合は異なります。
力強い動きに負けて転んだりするかもしれません。
リードを踏んで抑えるのはやめておきましょう。
最悪うんちのうえに倒れることもあり得ます。
リードを束ねて短くして、おすわりか伏せで待たせるのが正解ですね。
上手にうんちを拾う
うんちは柔らかいものです。
道路や歩道のタイルなどにこびりつかないようにやさしく拾い上げましょう。
うんちがとり切れたかきちんと確認しましょうね。
慣れてしまえばビニール袋にトイレットペーパーをたたんでいれたもので、うんちをダイレクトにキャッチしてしまうことも可能です。
おしりから少し離した位置で準備してあげましょう。
状況別!うんちの対処法
お散歩の際には毎回うんちを拾うわけですが、その条件は日々違っています。
ゆるいウンチだったり、雨が降る日だったり・・・
かなり柔らかいうんち、下痢の場合
おなかの調子によっては、うんちが液状に近いことだってあります。
さすがに放置しておくわけにもいきません。
そのためお散歩に行く際には、これに対処できる準備をしておきましょう。
最低限の装備
- トイレットペーパー
- 水
- トイレシート又は新聞紙
- ビニール袋(色つき)
これくらいは用意したいものです。
他にもブラシやトング、消臭スプレーを用意する人もいます。
ゆるうんちの取り方
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1多めの紙で
多めの紙でうんちの大半を回収しましょう。
新しい紙で、もう一度地面を拭き取ります。
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2水を使おう
ペットボトルなどの容器に水を入れて持っておきましょう。
汚れた地面に水をかけて汚れを浮かせましょう。
あまり大量にかけないように!
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3シートに吸わせる
水をかけた場所にトイレシートを乗せて吸わせます。
トレイシートが吸い取るのでこすったりしないで、軽く押さえます。
おすすめの対処法
おなかの調子が悪く下痢の場合には、うんちをもう一度することがあります。
トイレシートは何枚か用意しましょう。
また、うんちをしそうな気配を感じたら、お尻の下にトイレシートを先に置く方が処理は楽ちんです。
雨の日のうんち
雨の日の散歩という状況は必ず訪れます。
家でウンチしてくれる場合もありますが、やはり散歩の際にウンチしたいのがワンコというもの。
自然と雨の中でもうんちを回収する必要があります。
雨の日のうんち拾いにもポイントがあります。
雨具を用意
雨の日に傘でお散歩に行くのは、うんちを拾う時には非常に不便です。
そのためレインウェアでお散歩に行くと両手が使えて便利です。
素早く回収
雨が降っていればうんちが水に溶けだしてしまいます。
できるだけ素早く回収しましょう。
もし、直接うんちをキャッチできるようならば一番楽です。
水たまりを避けよう
みずたまりの所でうんちをしてしまうと、ドロドロになって回収することが非常に困難になります。
リードで誘導して遠ざけましょう。
また、雨の日の水たまりは寄生虫などのリスクがあります。
近づけないことが一番。
取りにくい場所
公園や広場にお散歩に行くと、草や土のにおいをかぎ本能的にそこにうんちをしたくなるようです。
しかし、草の上でうんちをするとうんちだけキレイに取ることが難しくなります。
そのような場合には、あらかじめ拾いやすいところでしてもらうのが一番ですが、草の上でしてしまった場合には、最悪その場所の草ごと袋に入れてしまいましょう。
汚れた草を残さないようにしましょう。
場合によっては土も回収してしまいましょう。
こんなことにも気をつけよう!
意外と油断していると起こりえることがあります。
注意して未然に防ぎましょう。
スマホ散歩
スマホを見ながらお散歩をする人を見かけることがよくあります。
ワンコは頻繁にいろんな所でニオイを嗅ぐために止まり、時にはマーキングします。
そのため、ときにはうんちすることもありますが、飼い主がスマホに夢中ではうんちをしたことにも気が付かないこともあり得ます。
スマホ歩きは、うんちを残すことだけでなく、飼い主や愛犬にも事故の危険性があります。
スマホ散歩はやめましょう。
スマホ歩きの人にも注意
最近はスマホ歩きの人はたくさんいます。
公園などでは、ポケモン探しをしてスマホの画面だけを見て歩き回っている人もいます。
うんちを拾っている途中で、不幸にも踏んでしまう人やぶつかってくる人も考えられます。
トラブルを防ぐためにも、うんち拾いの前に周囲にも気を配りましょう。
おしゃれスポットや人通りが多い場所
ワンコにとってうんちしちゃいけない場所の区別なんてありません。
カフェでもお寺でも、お店の前でも。
しかし、飼い主からすればそこでしないで!という場所はたくさんあります。
むしろしてほしい場所の方が少ないくらいです。
散歩コースの下見
お散歩するコースはあらかじめ決めておいて、うんちをされる迷惑になるところや人通りの多いところは避けるようにしましょう。
絶対にうんちしてほしくないところは小ダッシュ
お店の前や会社の前などで、うんちをしてしまったら非常に困ります。
うんちの姿勢に入ったら、もはや止めることはできません!
このような場所は愛犬に話しかけて、楽しく小走りしましょう。
小型犬は抱っこしてしまうのも良いですね。
うんちの持ち帰り
うんちは必ず回収して持ち帰りましょう。
色つきの袋を使ってお散歩バッグにしまうか、黒い袋に入れましょう。
拾ったうんちが透けて見えてしまう状態は、他人からしたら非常に不快です。
密閉容器がおすすめ
うんち袋をタッパーのような、密閉容器に入れてお散歩バッグにしまうと良いでしょう。
ニオイや袋破れなどから守ることができます。
途中で捨てないで!
野生動物のフンってあんまり見かけないな?と思いませんか?
奈良の大仏がいる奈良公園には、鹿が1200頭ほど自由に歩き回っています。
毎日1トンほどのフンをしますが、糞だらけになったりはしていません。
なぜなら、フンを食料として食べる昆虫はたくさんいます。
コガネムシの一種です。
このような糞食性の昆虫はどこにでもいるため、ニオイをたどってゴミ箱にやってきて、袋を破ってしまうとにおい漏れの原因となります。
公園のゴミ箱に捨てないようにしましょう。
コンビニに捨てますか?
コンビニのゴミ箱にうんちを捨てるのもやめましょう。
かたずけるのは店員さんです。
ニオイや破れも心配です。
マナーとしてやめましょう。
ウンチは持ち帰ろう
うんちは自宅に持って帰って、トイレに流すか、可燃ごみとして処理しましょう。
可燃ごみとして出す場合には、袋を二重にして破損やにおい漏れを予防しましょう。