犬の気持ちまるわかり!耳から読み取る心の変化

犬は鼻がすごく良い動物ですが、耳もそれに次ぐ鋭敏さです。
小さな物音から変化を感じとろうとするため、そのときの心理状態が耳に現れます。

そのため、犬の耳は感情を表すパーツとして、よく観察すれば何を思っているのかを知ることができます。

 

良く動く犬の耳

耳は本来、耳介筋という筋肉によって動かすことができます。

人間の多くが退化してしまっていますが、本来は誰でも動かすことができるものです。
動かし方に気が付いていないだけのようです。

人間以外の動物は耳介筋は非常に発達していて、特に犬たちは良く動かすことができるため、右耳と左耳を別々に動かすことが可能になっています。

 

耳の筋肉と顔の筋肉は連動しているため、耳の向きを変えたり、耳を起こしたり、寝かしたりといった耳の変化をよく見てみましょう。

ビーグルのようなたれ耳の犬種でも、わかりにくいですが耳に変化が起こります。
いつもより耳に力が入っていたり、ピクっと動くので観察すればわかるはずです。

 

また、耳の動き+体の一部の変化から読み取ることが大切です。
特にしっぽの動きは感情を知るうえで重要です。

 

 

通常時

耳は立っているが、表情は穏やかで特別力が入っていない状態

これはリラックス状態と思ってもいいでしょう。

口は閉じていてのんびりとした気分のときです。

 

友好的な気持ちを表す

嬉しいや楽しいを表現するときには、耳や表情、しっぽなど全身で表現するため比較的わかりやすいものです。

 

耳をうしろに引く動作

耳がこの状態のときは機嫌が良くて、友好的な態度が現われているときに見られる状態です。
耳をうしろにひくように倒し、表情がおだやかで、上の歯は見えず、口まわりにシワがない。

しっぽを下ろして、つけ根から左右に振っている。

 

これはカーミングシグナルといって、自分に敵意がないことを相手に伝える意思表示の一種です。

興奮や緊張感を持つ相手を落ち着かせる効果を期待して行っているようです。

仲良くしたいという意思の表れで、好きな人や気の合う犬にあったときに見られる行動です。
飼い主さんに向けて見られる場合には、尊敬や服従を示していると考えられます。

 

 

遊びたい思い

耳を後ろに倒して、しっぽを左右にゆっくりと振り、口角が少し上がり口が開いていた場合は少し控えめに遊びたいとアピールしています。

時間の余裕があるなら、できる限り応えてあげましょう。

 

 

耳が頭にくっつくくらいぺったり倒している

この状態は嬉しくて仕方ないときです。
褒められたときや飼い主さんにナデナデしてもらったとき、甘えているときなどに見られます。
目もつぶっているかもしれません。

 

 

好奇心や興味を抱いたとき

耳をピンと立てる

真剣な眼差しで耳を立てた状態で、集中しているときでは、何かに注意をはらっていたり、注目しているときです。

目線の先には何かあるということです。
犬の耳は高性能で、人間には聞こえない音も聞きとることができ、音からその位置を知ることが可能です。

「アレはなんだろう?」と集中して探っています。

 

 

耳を少し前に倒して、口が少しあいている

さらに上記のような状態で、少し口を開いて舌がでていれば、関心や好奇心を持ったときです。
飼い主さんの言葉を聞こうとしているときや「面白そうだな。」と思ったときなどです。

飼い主さんが帰ってきたことを感じ取って、待っているときなどこんな顔をしていますね。

おだやかな表情でゆっくりとしっぽも振っているはずです。

 

不安だな、なんだろう・・・と思っているとき

耳を倒す行動には不安を感じたとき現われます。
耳が後ろに倒れて、左右に広がるようになっているときはかなり警戒しています。

  • なんだろう?怪しい。
  • ちょっと怖い
  • え・・なになに?

こんな気持ちのときです。
ストレスや恐怖を感じているため、表情にも緊張感や不安感が見られるはずです。

もし、車に乗せようとしたときに、このような態度が見られた場合は乗りたくないと思っています。

不安から怖がっている場合には、この表情からしっぽがおしりの方へ入り込んでいます。

 

やだなーーって思っているとき

耳が後ろに向いて、体も拒否を示しています。

  • まだそっちいきたくない。
  • いやだ。
  • やめてーー

といった感情のときに見られる表情です。

動物病院の入口に立った時や掃除機を出してきたときに見ることができるでしょう。

 

緊張感や威嚇

耳を前方に傾ける

耳を前方にやや傾けているのは、耳に力が入ってその方向に集中している状態です。
威嚇や警戒心から緊張感を感じています。

「敵かもしれない」

「不安材料になるようなもの」

このように感じるときには、表情にもこわばりが見えたりします。

 

お散歩のときなどこのような姿が見られたら、目線の先には他の犬がいるかもしれません。
トラブルを避けるためにも距離をとりましょう。

 

室内の場合

室内で警戒状態が確認された場合は、目線を追ってその先にあるものを確認しましょう。
窓の外に侵入者がいたり、犬が通ったり、見慣れないものが室内にあるときなど警戒しています。

猫や犬など侵入者がいなくなったり、モノをどかすと落ち着くでしょう。

 

恐怖から防衛本能へ

このような非常の時には防衛本能が強く表れ、耳を後ろに倒し、左右に広がり、歯を見せたり、口まわりにシワが寄っていたら場合は、かなり強い恐怖や拒否を反応しています。

恐怖やストレスは防衛本能へとつながるため身を守るため、怒って攻撃へと変化する場合があります。

例えば
このような反応のときに無理やり車に乗せようとしたりすると、動揺して噛まれたりする可能性があります。

安心させて、気持ちを落ち着かせましょう。

 

うちの愛犬の場合・・・
病院の診察台にのせるとこの顔を見せます。
気をつけないと噛みます。

 

臨戦態勢

歯を見せていたり、鼻や唇にシワが見えるときには、威嚇や自分の存在を誇示している状態です。

さらに緊張感が高まると、うなり声をあげるなど感情の高ぶりが現われています。
前のめりになり、背中の毛が逆立ち攻撃する意思が現われています。

 

さすがに耳がどうこうではなく、異変を感じ取れるはずです。

 

怒っているときや威嚇しているときばかりは、可愛い愛犬の獣としての側面を垣間見ることになるでしょう。
すごい力で突発的な行動を取る可能性があります。
注意しましょう。

 

ポイント

耳を前方に向けて、視線が注目している段階で何かを感じ取っています。

場合によっては人間の方が目線も高く、遠くをハッキリと見ることができるため、何が近づいているのか先に発見することができるはずです。

犬よりも早く発見し、前の段階で原因となる犬や動物から距離をおいたり、その場所から離れるなど早く対策をうってトラブルを回避するようにしましょう。

 

まとめ

犬の気持ちや精神状態は顕著に耳にあらわれます。
立ったり寝かせたり、でもそれだけでは理解しきれません。

その他にも同時にしっぽを動かしたり、口まわりや表情の変化などが同時に起こりますす。

これらを総合することで彼らの気持ちを知ることができます。

気持ちを分かってあげたうえで行動すれば、「わかってもらえている」と理解して、愛犬と飼い主の心の距離はグッと縮まることでしょう。

耳から気持ちを読み取ってあげましょう

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