生物は生きていくために様々な物を食べ、活動していますが、自然と老廃物や有害な物質を体内から排出する必要があります。
私たちはよくデトックスなんて言葉を使い、体内の毒素を積極的に排出しようと頑張ったりします。
半身浴やホットヨガ、サウナなど頑張って汗をかこうとしますが、実際にはほとんど効果はありません。
なぜなら、汗は老廃物や毒素を排出する器官ではないからです。
デトックスするには?
ではどのようにすれば体内の老廃物や毒素を排出できるかといえば、実際には大便と尿からほとんどが排出されています。
ちゃんとデトックスしたければ、バランスの良い食事をしてしっかりとウンチを出して、おしっこをいっぱいすればよかったのです。
犬は汗も人間ほどかくことはできない生き物なのでウンチとおしっこは非常に重要です。
水分が重要!
これらをちゃんと出すために何が重要かと考えたとき、やはり水分じゃないでしょうか?
犬を飼ってみると気が付きますが、おしっこも小分けにしながらでなくなるまでマーキングしています。
また、普段からけっこう水をがぶがぶ飲むことを実感できます。
そうなると犬にもキレイで美味しい水を飲ませてあげることは健康の維持に重要と考えるべきです!
犬は水の味が分かる?
犬の舌は人間よりも感度は鈍く、味を感じる器官「味蕾細胞」は5分の1程度です。
しかし、犬は人間にはない味覚を感じることができます。
それが水の味です。
水のイオン濃度や硬度などを感じ取ることができるため、水を飲み分けることが可能です。
美味しい水には敏感な生き物と言えるんじゃないでしょうか?
美味しい水はどこにある?
私たちは飲み水を確保しようと考えると大体6つくらいになりますが、ペットボトルやウォーターサーバーはランニングコストを考えると無駄が多すぎますし、それ以外の手間も時間と労力がもったいないです。
答えでいえば浄水器か整水器を採用するのが最も良いのではという答えに行きつきました。
浄水器や整水器は日本の高品質な水道水をさらに浄化するので、蛇口からミネラルウォーター出てくると思ってもいいんじゃないでしょうか?
水道水
簡単に手に入るし、日本の水は非常に高品質でそのまま飲んでもおなかを壊すことはない。
美味しいと思うレベルではないが、都会に行くほど、その不味さに驚くばかりである。
また、構造上若干ですがサビなどがでて来てしまうこともあります。
それゆえに近年では多くの人が水を買うのである。
浄水器ポット
水道水を浄水器ポットに入れて、冷蔵庫にしばらく置くとろ過されて出てくる。
買って使ってみたが、はっきり言って浄化速度が遅いし、場所を取るしろ過し終わった量も少ない。
一人暮らし向きと言えるだろう。
ミネラルウォーター
最も簡単に美味しくて清潔な水が手に入るし、軟水から硬水まで何でもそろっている。
デメリットが多く、買って帰ると重いし、コストパフォーマンスはあまり良くないこと。
ゴミが毎回出ることも困ったものである。
また、人間には体に良いミネラルが多い硬水は犬や猫の場合、下痢になったり、泌尿器系に負担がかかったりするのでよくありません。
ウォーターサーバー
美味しい水を宅配してもらい、レンタルしているウォーターサーバーにセットすることでコックを開けばすぐにお水が出るし、お湯も出ちゃう。
とっても便利だが、水の交換が重くてちょっとめんどくさい。
意外とガンガン減っていくので少し気になってしまうものである。
思ったよりも電気代がかかっていることも忘れてはいけない。
浄水器
蛇口に特別なフィルターを付けてろ過することで、水道水に混じっているわずかな物質も取り除いてくれる。
最初の導入コストも安いし、簡単に取り付けできるのが魅力で入門編と言える。
フィルターの寿命が短いので年間3~4回交換が必要となる。
上位版として少し高価なものは本体がでっかくなるので蛇口ではなく、別置きになるが浄水機能が格段に上がる。
美味しい水に変化したことが容易にわかるようになるだろう。
整水器
浄水器のさらに進化したもので、フィルターによる水のろ過だけでなく、水を電気分解してアルカリ水や酸性水など性質を変えた水を作り出すことができる。
現段階では最上級のろ過装置と言えるし、精製速度も申し分ないのでストレスは感じないだろう。
問題があるとすれば本体価格がかなり高いことやコンセントが付近に必要となる。
浄水器がおすすめ【据置型】
蛇口につける簡易型の浄水器は安くて便利だが、フィルターが小さいので意外と早く交換時期が来てしまうので、長く見るとお得とは言えなくなる。
おすすめは据え置き型です。
蛇口近くに置く場所は必要だが、浄化速度が早いし、フィルターも長持ちするので家族で使っても十分に対応できるだろう。
スーパーロングライフ浄水器
名前の通りフィルターカートリッジがすごく長持ちするタイプの浄水器。
フィルターは定期的に交換する必要があるので、長持ちする方がコストパフォーマンスは良いといえます。
また、本体は小さめなのでキッチンなどにおいても場所が小さくて済みます。
油や水垢がついても本体ごと丸洗いできるので清潔に保てます。
ポイント
フィルターは最長で12年タイプがあるが、その家の配管や地域によって水の汚れ具合が異なるので本当にそんなに長持ちするかはわからない。と思っておくべきだと言えます。
3年間交換不要 低コストタイプ
最初のコストが最も安くて済むタイプ
9年間交換不要 低ランニングコストタイプ
フィルターは9年間交換しなくても良いという超ロングライフタイプ。
9年間交換不要 おしゃれカラータイプ 4種
中身は同じだけど本体がステンレス製でおしゃれ仕様になったもの。
12年間交換不要 ハイスペックタイプ
サイズも重さもかなり増えたが約12年もフィルター交換不要らしい。
だたし、カートリッジ交換は本体をメーカーに郵送して交換となる。
整水器とは
通常の浄水器の様にフィルターが付いているので、水をろ過することができるし、そこに電気の力で電解水を作り出すことができる機能が付いています。
これによってアルカリ水、酸性水、浄水、原水と切り替えて使いたい水を使えるようになります。
電解水素水(アルカリイオン水)
電解水素水はアルカリイオン水のことで近年では電解水って呼ぶようです。
電解水素水はアルカリ性で水素を含有している水です。
胃腸の働きを助け胃の不快感を和らげてくれる効果があるようです。
出汁がしっかり出たりするので、出汁を作るときに最適。
電気分解
中学校の理科で勉強したけどほとんどの人は忘れてしまっているでしょう。
水に陽極(プラス)と陰極(マイナス)の電極を突っ込んで、電流を流すと水を電気分解することができます。
陽極側(+)では酸素が発生して、その周囲に酸性水が発生します。
陰極側(-)では水素が発生して、その周囲にアルカリイオン水が発生します。
このようにして整水器の中で水の電気分解するとアルカリイオン水が出せるようになります。
実際には水素も溶け込んでいるので水素水とも言えます。
水素水はおまけ?
水に水素分子を溶かしたもので、最も単純な方法は容器に水を入れ、水素ガスを高圧で充てんすることで水素水になる。
今のところはっきりとした定義がないので、濃度が濃くても薄くても水素水と呼べます。
また、水に水素が溶け込んでいますが、炭酸ほど水にたくさん溶け込まないので、時間と共に炭酸の様に抜けていく性質があります。
コップに注いで1時間もすれば水素は半分くらいになっています。
ごくわずかな量しか水に溶け込むことはできないので、基本的な性質はほとんど水と言える。
犬に対しての効果
しっかりとした研究はされていないのでわかりませんが、ないよりは入っている方がいいことは間違いないでしょう。
トリム
据置型の浄水器より少し大きくなってしまうけど、性能は確かです。
水はしっかり美味しくなるし、電解水素水が飲み放題だ。
家族で使えてワンコにも飲ませてあげるのだ!
これを選べば他で迷う必要はないが、かなりお高いのが欠点と言えるため、敷居は高いかもしれない。
フィルターは1年に1回交換です。
我が家では15年ほど使ってますが、かなりタフでおすすめです。
現在2台目ですが、壊れたわけじゃなく上位機種にパワーアップさせました。
時代と共に良い機種が出ると変えたくなっちゃうからですね。