歯ブラシで犬の歯みがき!基本の磨き方とステップアップ

歯ブラシの方が布歯ブラシよりも歯の隙間まで磨くことができるので歯周病の予防になるので断然おすすめ!

布歯ブラシで歯磨きができるようになったら、歯ブラシを使ってみましょう。

 

歯みがきにおける歯周病予防は人間も犬も同じです。

歯石がたまると歯ぐきが炎症を起こしてしまいます。

 

いわゆる歯周病ですが、口臭の原因や歯が抜けちゃったりする原因になります。

さらには口から様々な毒素が流れ出ることになり、全身に悪影響を与えたりするのです。

 

歯ブラシで歯をキレイにて健康寿命を延ばしましょう!

 

歯みがきのポイント

無理に全部磨かなくても大丈夫!
今日は上の歯、明日は下の歯でもオッケー。

犬が嫌がらないことが大切です。

次へとつながるように歯みがき嫌いにさせないことが重要です。

 

上手な歯みがきステップアップ

まずは歯ブラシに慣れてもらうために、歯磨きジェルをつけて歯ブラシを舐めるところから始めましょう。

歯ブラシを嫌がらずに舐めるようになったら歯磨きの準備ができたことになるね!

 

 

ポイント

歯ブラシを噛んでも怒らないで!

歯ブラシにジェルを塗って舐めさせると、つい噛みたくなってしまいます。

歯ブラシを噛んでも怒ってはいけません。

歯磨きが嫌いになってしまうと今後大変苦労します。

噛んでもそっと引き抜きましょう。

 

step
1
歯ブラシと歯をタッチ 

歯ブラシをいきなり口に突っ込んだら必ず拒絶されます。

まずは、犬歯に1秒ほど触れて、嫌がらず落ち着いていたら褒めてあげましょう。

これを繰り返して嫌がったり、抵抗しないようになれば次のステップです。

 

step
2
犬歯を磨いてみよう

最初は磨きやすい上の犬歯から磨いてみましょう。

犬歯は一番でっかいキバのことです。

毛先を優しく触れるくらいの力で数回上下にブラッシングしましょう。

優しく磨いて苦痛を感じさせないように!

 

上の左右の犬歯が磨けるようになったら、下の左右の犬歯を磨きましょう。

この4本が磨けるようになったら次のステップに進みます。

 

step
3
奥歯を磨こう

上の歯にあるでっかい奥歯(第4前臼歯)を磨きましょう。

唇の横から上の歯のでっかい奥歯あたりに歯ブラシを入れて、左右にブラッシングします。
3秒以内に終わらせたいところです。

左右の両方の歯を磨きましょう。

犬が歯磨きを嫌いにならないようストレスを感じさせないように注意しよう。

 

step
4
下の奥歯を磨こう

左右の下の歯の大きな奥歯も磨きましょう

頬を少し指で上げてあげてあげると、唇が邪魔にならずに歯磨きができます。

左右に数回ブラッシングして、数秒以内に終わらせます。

 

歯みがきの注意点

嫌がるまで続けないように!

愛犬が嫌がって顔を背けたり、首を振って歯磨きを拒否したときには即座に歯磨きを諦めて翌日に行いましょう。

無理に続けると「歯みがきはキライ!」と思ってしまい、次から相当苦労します。

初めが肝心なので苦手意識をつけないようにしましょう

 

 

しっかり歯みがき

犬の歯みがきの本来の目的は歯周病の予防です。

犬は唾液が人間と違ってむし歯にはなりにくい体質です。

その代わりに非常に歯石ができやすく、歯周病リスクが高い動物です。

 

今までは歯の表面を磨いてきましたが、歯みがきに慣れて来たら、歯ぐきと歯の間をきちんと磨くことが重要です。

人間もそうですが、歯ぐきと歯の境目に歯石ができて歯周病へと発展します。

素早く効率よく磨くことが大切です。

 

歯みがきの順番

犬が嫌がりにくい歯みがきの順番というものがあります。

歯みがきが大好きな犬は稀なので、犬は人間のように何分も歯磨きをすることはストレスになります。

どの部分も数秒で終わらせることが大切です。

 

step
1
犬歯

犬歯と歯ぐきの溝にブラシを45度くらいで当てて、左右に数回ブラッシングしましょう。

 

step
2
横の歯の表面

犬歯を磨いたらそのまま、横の歯の表面を磨きましょう。

いわゆる奥歯の側面になりますが、歯と歯ぐきの境目を意識して磨けるといいですね

歯ブラシを奥に滑り込ませて、奥歯の方向へササっと数回磨きます。

 

step
3
歯の内側

横の歯の内側を磨きましょう。
歯の内側を磨くためには、まず口を開いてもらう必要があります。

犬の顔から鼻先までをマズルと言います。
この部分を上から犬歯近くを握るようにすると、習性から自分の唇を噛まないように口を開きたくなります。

口が開いたら、歯ブラシを滑り込ませて横の歯の内側を左右に優しくブラッシングしましょう。

左右上下の内側をそれぞれ3秒以内に終わらせたいところです。

 

可能なら前歯も磨こう

前歯は嫌がる犬が多いので磨くのが少し難しいのですが、可能なら歯磨きしたいところです。

歯の内側も磨きたいところですが、舌や唾液である程度汚れが落ちるので、難しいようなら無理にしないようにしましょう。

愛犬の気分が乗ったときに挑戦しましょう。

 

上の前歯

磨くためには上唇をあげて、前歯が見えるようにします。

マズルを上からつかんで唇をあげましょう。

ブラシを上下に数回動かして汚れをかきだしましょう。

 

下の前歯

下唇を下げて、前歯同様に歯磨きしましょう。

丁寧に数秒で終わらせましょう。

 

前歯の裏側

マズルを上から握り、指が口に少し入るくらいに持つと口を開けるので、軽く開かせて歯ブラシを入れましょう。

歯の裏に歯ブラシを当てて、半回転させるようにかきだしましょう。

下の前歯裏も同じように磨きます。

 

人間用の歯ブラシを買おう

犬用の歯ブラシはたくさん売られていますが、値段は人間用よりも高いけれどそれほど違いがあるわけじゃありません。

人間用の歯ブラシを利用するとさまざまなメリットがあります。

 

毛先が選べる

比べ物にならないほど圧倒的な種類が存在します。

毛先が極細や球体だったりとにかくいろいろある。

でも、球体は向いていない。

毛先が細いほうがいいでしょう。

 

価格が安い

人間用に大量に生産されているので、ペット用よりもはるかに安く買えます。

価格なんか気にせずに買い替えができてしまう。

 

高品質

日本の歯ブラシを使っていて、ブラシの毛が抜けたことなんでありません。

なぜなら高品質だからです。

ワンコの歯磨き中に毛が抜けるなんて困りますし、ちょっと咬んだくらいで抜けるのも困る。

 

サイズが選べる

大型犬などは体も多いため歯も大きくなります。

そのため人間用の歯ブラシを使うほうが手早く、効率よく歯みがきできます。

小型犬なら子供用の歯ブラシがピッタリです。

 

愛犬に使う
おすすめ歯ブラシ

上記のような理由から、コレは愛犬にもちょうどいい!というものがきっと見つかります。

 

犬の歯ブラシ選び

  • 毛は柔らかめが良い
  • 毛先が細いものにしよう
  • 犬のサイズと歯ブラシのサイズを合わせよう

 

勝手にこんなのどうですか?をおすすめさせてもらおう!

 

【GUM】 子供用歯ブラシ 乳歯期用

乳歯期の子供用なのでブラシは毛が柔らかいが、噛んでしまってもへこたれないコシがあるので長持ちする。

大人用よりも少し短い歯ブラシなので犬の口に入れたり、ヘッドに指を重ねるなどしやすい。

子供用なのでブラシヘッドが小さい。

毛が細いうえにザラザラ仕様となっているなど、小型犬に使うのにちょうど良い。

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クリニカ キッズ歯ブラシ 3-5才用


小さめのヘッドは口に入れやすいし、曲がるけど折れない安全ブラシになっている。

愛犬が急に動く可能性を考えるとソフトブラシは安全かも。

また、力を入れすぎることがない。

歯ブラシは短めなので小型から中型犬くらいがベスト

 

 

イオン歯ブラシ キスユー

私はコレを知ってからずっと使っています。
不思議なことだが歯がツルツルになる。

歯ブラシに小さな電池が入っていて、グリップの電極に触れながら歯みがきするとマイナスイオンが歯ブラシからでるのです。

イオンによって歯ブラシで落とした汚れが歯に再付着するのを防いでくれるのだ!

そのため、歯みがき粉がなくてもキレイになるというもの。

 

電池の寿命は約1年

毎日15分使っても1年持ちます。

電池切れはボタンを押すと光るから、ちゃんと確認できるのである。

 

おすすめは極細

毛先は細いほうがきちんと入り込むので大切です。

歯みがきは表面を磨きたいのではなく、歯と歯ぐきの間にブラシを入れたいからです。

 

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