昔とは違い今ではペットの8割は室内で暮らしています。
犬や猫はもはや家族の様に家の中で生活していますが、当然ニオイの問題も発生するようになります。
困ったことにペットのニオイを飼い主はニオイに慣れてほどんど気が付かないものですが、外から帰ってきたときに気付くこともあるんじゃないでしょうか?
ニオイはちゃんとそこに存在するので、来客した人にはかなり強く感じているかもしれません。
ニオイ対策のおすすめとしてオゾン発生器を調べてみました!
どういった特徴があるのでしょうか?
オゾン発生器の特徴
ものすごく簡単に説明すると、電極と電極の間を通った酸素にエネルギーが加わることでオゾンに変化します。
オゾンは強い酸化力がある気体で、触れた細菌やウイルス、有機物などを分解してくれて反応後も無害な酸素や窒素などが発生するだけです。
三協エアテックホームページ
オゾンについて詳しく載ってます。
消臭力がある
オゾンには消臭する力がありますが、得意と不得意が存在します。
トイレのニオイやゴミのニオイ、ペット臭や食品臭など、不快なにおいの多くは有機性物質なのでオゾンが反応して消臭しやすいニオイです。
塗料やシンナー、タールのニオイなど薬品や化学物質のニオイは反応しにくい特徴があります。
維持費が安い
オゾンを発生させる原料は空気中にあるので、何かを補充したりする必要がなく交換するフィルターなどもないので定期的なお掃除だけで済みます。
そのため電気代だけなので維持費が安い。
殺菌できるよ
オゾンは細菌などの細胞膜を酸化させて壊すことができるので、殺菌効果があります。
また、反応してすぐに酸素に戻ってしまうので毒性物質が残ったりしない。
オゾン発生器のデメリット
有用な効果がたくさんあるオゾンですが、問題点もいくつかあるのでちゃんと理解して付き合っていくことが重要です。
高濃度は有害
濃度が高いとニオイを強く感じ、のどや鼻に刺激を感じる。
さらに濃度が高まるほど危険になるが、家庭用にはそんなに能力はないがダイレクトに噴出口から吸い込んではいけない。
業務用も簡単に入手できるが、強力なので購入の際は使い方に注意しよう。
オゾンはニオイがある
消臭する力があるオゾンには独特のニオイがある。
塩素にニオイがあるように、特徴的なオゾン臭があるので、気になる人もいるだろう。
でも反応が早いのでオゾン臭が服に残ったとかはならない。
オゾンのニオイ残りは心配なし。
お掃除は必要
デメリットとは違うかもしれませんが、オゾンを発生させる電極部分は汚れやすいので定期的に簡単なお掃除が必要です。
汚れるとオゾン発生量が減るし、故障の原因となる。
また、汚れるとジーーっていう音が大きくなる。
中国製 オゾン発生器
品質でいえば確実に日本製を選ぶべきであるが、安さでいえば中国製はかなり魅力的なので初めての購入は中国製を選んでしまうかもしれない。
製品が悪いわけではなく、日本製とは目指すところが違うだけと考えましょう。
部品の品質は落ちますが、安さが魅力の中国製です。
全部下記の通りとは言わないがこういった傾向があります。
オゾンを短時間・大量発生
多くの製品が短時間に大量のオゾンを発生させて、しばらく休憩するといった待機時間を設けるタイプが多い。
実際の稼働時間は短いといえるかも・・・
オゾンを発生させる部分が最も重要な部品ですが、ここに電気を流すので発熱するため焼けてしまうため短時間の作動なのでしょう。
それでもいつの日が壊れる日がきます。
そのため製品によっては使用中オゾン臭以外にも少し焦げたニオイがする場合もあります。
スペック通り?
オゾンは高温多湿だと減少しやすいし、オゾンを発生させる電極はコーティングなど加工していないものは劣化しやすい。
オゾンは目に見えないし、ニオイくらいしかわからないので本当に表記どおりのオゾンが発生しているかはわかりません。
CONNI オゾン発生器
電源 | コンセント差込型 |
消費電力 | 2.5w |
オゾン放出量 | 120mg/h |
4つのモードが選択できる
- 30分オゾン発生
- 30分オゾン発生⇒5分停止⇒30分オゾン発生
- 繰り返し【10分オゾン発生⇒20分停止】
- 継続作動
コンセントに直接差し込むタイプだけど吹き出し口が上についているので、コンセントの差込口が2つ使えなくなってしまう。
価格は非常に安くて入門用にいいんじゃないでしょうか?
Portin オゾン発生器
電源 | コンセント差込型 |
消費電力(最大) | 5w |
オゾン放出量 | 50mg/h |
オゾン発生器とマイナスイオン発生器の2つの機能が一つになった機種。
オゾンの発生量は少ないが逆にメリットであるとも言えます。
3つの機能が用意されておりボタン一つで切替できるシンプル設計
負イオンモード
マイナスイオンが出続ける。
定時モード
オゾンを20分発生後、マイナスイオンモードになる。
トイレの後やニオイが気になるときにボタンを切り替えればいい。
循環モード
【オゾンを10分出して、50分待機】コレを繰り返す。
NAKAKO USB充電式 オゾン発生器
電源 | USB充電式 |
電池 | リチウムイオン |
オゾン放出量 | 100mg/h |
充電式なので場所を変えて使うことができるし、400gあるので軽くはないが持ち歩くことが可能です。
電池は1日使える程度持つし、充電は5時間ほど必要だが充電中も使用可能だ。
作動中の音は30デシベル程度なので静か。
4つのモードがある
- P1:5分稼働後、電源オフ
- P2:30分稼働後、電源オフ
- P3:【5分稼働、55分停止】繰り返す
- P4:【30分稼働、11時間30分停止】繰り返す
日本製
お値段は中国製から比べれば2~3倍ほどしてしまいますが、日本製の魅力は高品質で安定した機能です。
オゾン発生部分の電極に加工や工夫がされているので劣化しにくいので、長く見れば価格と品質は比例するようです。
日本製にも特徴があります。
微量のオゾンを継続生成
オゾンの発生量はごく微量に設定されていますが、常に作動させる作りになっており、電力消費量も非常に少ない。
ファンレス仕様
ファンが付いていないタイプなので、風はでませんので音はほとんどしません。
設置場所は、部屋の高い位置(オゾンは空気より重いため)やエアコンの近く、サーキュレーターの併用などでオゾンを拡散させると効果的でしょう。
ピコレッツ
製 造 | 日本製 |
電 源 | コンセント差込型 |
消費電力(最大) | 0.6w |
オゾン放出量 | 弱:0.5mg/h 強:1mg/h |
安心の日本製、価格は高くなるが高品質で耐久力もある省エネ仕様のため、長く使うならやはりコチラ。
弱と強の2つの切り替えだけでコンセントに差し込んだら稼働しっぱなしのタイプ。
オゾンの発生量が非常に少なく感じるが、常時稼働タイプなのでオゾン濃度が0.1ppmを超えない設計になっているから。
トイレや6畳程度の空間にピッタリサイズ。
快適マイエアー OZ-2S
製 造 | 日本製 |
電 源 | ACアダプタ |
消費電力(最大) | 1.2w |
オゾン放出量 | 弱:1mg/h 強:2mg/h |
日本製でシンプルな構造で強と弱の2段階切り替え式です。
稼働しっぱなしのタイプで、ピコレッツよりもたくさんオゾンが発生するので広い部屋(2~12畳程度)に対応できます。
ファンレスでとっても静か、メンテナンスは月に1度付属のブラシでホコリを取るくらいです。
オゾンエアーサラス
製 造 | 日本製 |
電 源 | ACアダプタ |
電 池 | ニッケル水素 1000mAh |
オゾン放出量 | 弱:1mg/h 強:3mg/h |
充電式のオゾン発生器なので持ち運び自由!カラーバリエーションが4色ある。
8時間充電で弱なら約15時間作動することが出来る。
充電しながら使うこともできますよ。
防水仕様(IPX3相当):雨やシャワー程度なら大丈夫、水没はダメです。
自動お手入れ機能:1時間に1分間やってくれる。
クオフューチャー
製 造 | 日本製 |
電 源 | ACアダプタ |
電 池 | ニッケル水素 1000mAh |
オゾン放出量 | 弱:1mg/h 強:4mg/h 業務:10mg/h |
充電式のオゾン発生器でコンパクトなのでいろんな所に持って移動できます。
オゾンエアーサラスと似てるけどコチラの方が高性能のようだ。
4つのモード切替があり強・弱・業務用など選択ができるのでとても便利。
バッテリーは弱ならおよそ15時間ほど稼働ですることが可能です。
防水仕様(IPX3相当)なのでお風呂場でも使うことができる。
自動お手入れ機能付き
オゾンエアーサラスとの違い
業務用モードがあるため、高濃度のオゾンを発生させることが可能です。
汚れがたまりやすいオゾン発生装置の端子ですが、ガラスコーティングしてあるので端子に直接水をかけて洗うことができる。
専用お掃除ブラシも付いてます。