ペットステップの選び方!昇り降りの負担を減らそう

ペットステップは高低差のあるところを階段状になったマットで、昇り降りしやすくするものです。

ソファーやベッド、一段上がった和室など段差が大きいと昇り降りの際にジャンプしたりしますが、日歩繰り返し行うと、足腰への負担となりヘルニアの原因になります。

また、滑ったりして転倒する可能性もあります。

 

ペットステップを設置するだけで、ケガを予防することになります。

ステップは様々な商品が売られているので何を選んだらいいか分かりにくいです。

どんなものが犬にとって良い品なのか考えていきましょう。

 

階段の幅が重要

ステップの幅は広めが重要です。

想像してみましょう。

4足歩行の犬が階段を上るということは、私たちが四つん這いで階段を登ろうとするようなものです。

ステップの奥行きが狭いと登るときに、前足と後ろ足の幅が狭いので猫背気味になってしまいます。

そう、乗りにくいのです。

 

犬が階段を下りる場合でもステップが狭いと1段下が見えにくく、幅も狭いので足が掛けにくいので怖さを感じてしまいます。

 

裏面はすべり止め

こういった軍手なんかにもすべり止めが付いていますが、ペットステップにも非常に重要です。

ペットステップを登り切った後、勢いよくソファーやベッドにジャンプしちゃったり、喜んで駆け上がってしまうかもしれません。

そんなとき本体が動いてしまうとすごく危険です。

すべり止めのついたステップでなきゃダメです。

 

踏み込み部分は硬めが良い

犬の体重はそれほど重くありませんが、犬の乗ると小さな足裏に体重が集中するため、柔らかすぎると昇り降りの際に沈み込んでしまいます。

バランスが悪くなるので足腰の負担になるし、怖いと感じて使わなくなる可能性もあります。

犬の体重をかけてもしっかりと形状を保てるステップを選ぼう。

 

商品にはそれぞれ耐荷重が設定されているので、犬の体重に合った商品を選びましょう。

耐荷重は基準で、安全を担保できる重さなので超えているから使えないというわけではない。

 

ステップの角が補強されている

ペットが毎回ステップの中心に足をかけるとは言えません。

タイミングによっては、なんとも微妙な階段の角を踏む可能性があります。

その場合、角の部分がフニャッと沈み込んでしまうような商品だと転倒する恐れがあります。

 

パイピングと呼ばれる加工で、しっかりと角の補強がしてあるものを選ぶと踏み外しを防ぐことができます。

 

表面の素材

表面の素材はほとんどの場合3種類です。

  • 合皮 ポリ塩化ビニール
  • 合皮 ポリウレタン
  • 布地(綿やポリエステル)

それぞれに耐久性やお掃除のしやすさ、水分がしみるかなど短所長所があって、どれがベストと言えるものではありません。

素材の特徴から飼い主さんの好みで選択しましょう。

 

合成皮革

布地をベースに合成樹脂を塗って皮のように人口素材です。

汚れても染み込んだりしないので、掃除の際も表面をさっと拭くことでキレイに保てます。

ドッグステップは割と大きいのでインテリアのような扱いになるため、色合いやツヤが出せるのでおしゃれ感でいうとレザー風に軍配が上がります。

 

デメリットは布よりも表面が滑ること。

表面が濡れていたり、足の裏の毛が伸びてくると滑りやすくなる。

 

意外と良く見ると素材に違いがあり、それぞれに特性があるので確認しておこう。

 

PVC(ポリ塩化ビニール)

ツルツルとした触感で表面は硬めで通気性はあまりなく、弾力や柔軟性は低い。

あまり伸びはない素材といった感じです。

 

メリット

耐久性があり汚れに強いため洗剤で拭いても問題ないので、お手入れしやすい素材。

カラフルな色を加工することができるうえ、安く作れるので本体価格が安くできる。

 

デメリット

ずばり経年劣化です。

長く使うと表面が硬くなってきたり、コーティングが割れたりするので寿命は数年といったところでしょうか

 

ハグワン PVC製ドッグステップ

重さ4.3kg
表面の素材ポリ塩化ビニール

ドッグトレーナーが監修したステップです。

必要な要素はほとんど詰まっていて完成度の高いPVC製ステップです。

設置することで30cmの高さを補うことができて、約20kgの犬まで対応なので大きめの中型犬くらいまで行けちゃいますね。

表面はレザー風なので拭き取れば汚れもすぐとれる。

 

色は3色

 

PU(ポリウレタン)

フェイクレザーなんて呼ばれたりしますが、本革のような見た目と質感があります。

皮のように柔軟性や弾力があり、少し通気性を持っているので張り付き感はPVCより良い。

撥水性があるので汚れはつきにくいですが、乾拭きが推奨ですね。

 

経年劣化には強いほうですが、水分によって分解される特性があるので湿度が高いと表面の劣化が進みます。

もちろん本革には対抗できないけど良い素材です。

 

RAKU ドッグステップ PU製

重さ1.6kg
表面の素材ポリウレタン
耐荷重

フェイクレザーのペットステップです。

中のウレタンは少し柔らかめ、ポリウレタンなので汚れは乾いた布でさっと拭くだけでお手入れ簡単!

 

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布地

なんといっても強みは滑りにくいことでしょう。

濡れてしまっても、肉球まで毛が伸びてしまっても滑りにくさは変わりません。

 

布地は表面はほとんどの場合、汚れがつきにくい加工がしてありますが、汚れないわけではないですし、毛が付着したりすることは避けられません。

お洗濯できるのが強みと言えますが、洗えないタイプのステップもあるので購入の際には確認しましょう。

 

デメリットは汚れやすいことで、最も避けたいのがおしっこを上でされてしまうこと。

内部のクッションまで染み込んでしまうと、ニオイが取れない可能性があります。

 

また、猫ちゃんが同居する場合、爪とぎされて表面がけば立ったりする可能性があります。

 

ねどっこ(neDOGko)

重さ1.8kg
表面の素材ポリウレタン
耐荷重30kg

綿100%のオックス生地カバーです。

オックス生地はボタンダウンシャツなどに使われる平織りで、縦横の糸がしっかりと締まっているので丈夫だし、表面も滑りにくいので安心です。

もちろんお洗濯可能。

人間用のマットレスに使われる高弾性ウレタンなので、約30kgまで耐えられるので小さめの大型犬くらいまでなら大丈夫だろう。

 

防水インナーカバー付き

布地の弱点であったおしっこや唾液など水分がしみてしまう問題があったが、中のウレタンが汚れないように防水インナーカバーが付いていて非常に嬉しい。

 

予備の専用カバーが売っている

お洗濯の際に便利な専用カバーだけというのも用意されている。

カラーリングを変更することも可能ですね。

 

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標準タイプは高さは30cmですが、ロータイプ18cmも用意されている。

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丈夫な素材でできている

大型犬や超大型の場合、体重がかなりあるのでペットステップも耐久力が重要となります。

金属や木製、プラスチック製などが存在します。

 

木製 ペットステップ

木製ステップの良さはウレタンのようにヘタることのない圧倒的な耐久力、見た目の美しさなどでしょうか。

重さ8.6kgほどあるので移動に不便ですが、逆にいえばずれたりしない安定感を持ちます。

踏み板の荷重は10kgとなっていますが、大きな犬でも大丈夫そうな安定感です。

 

表面は板なので確実に滑ると予想できます。

100均でもよいので「すべり止め加工」をしてあげましょう。

 

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